2021年を振り返る
こんばんは、アカミです。
年の瀬です。あっという間ですね。
今年は凄い印象的な出来事があったわけではない...というか大抵はそんなもんですが、自分のことを考えるのには良い一年だったのかなと思います。
このブログの更新ペースも露骨に落ちましたが、裏を返せばブログ以外に費やす時間が増えたとも言えます。そう考えると結構充実した一年だったのかもしれません。
サイファのサービス終了とコロナ
今年の3月でサービスが終了したファイアーエムブレムサイファ。一応3月の半ばぐらいまでショップ大会に参加してしっかり遊びました。とはいえ、ショップ大会もコロナ流行の波に合わせて中止になることも多々ありましたので、参加者は疎らでした。僕のいる地域では3人いたら御の字くらいですかね。
公式のサービスが終了した後も、非公認大会が各地で開かれるほど愛されているカードゲームではありますが、カードゲームである以上にFEファンのコミュニティとして非常に有意義なコンテンツであったと思います。だからこそコロナでグダグダになってしまったのが惜しいですね。
人間関係って色々と難しいんですが蔑ろにもできなくて、サイファは本当にちょうど良かったんですが、サービスが終了した以上はコミュニティの衰退も必然です。続けるにしても素直に止めるにしても、こんごの身の降りを考える必要がありました。
とりあえず絵を描く
で、サイファの遊び自体には正直飽きていたので続けなかったわけですが、どうせ1人の時間が増えるなら何かしら趣味を作りたかったんです。そこで年始にこのブログに書いたとおり、デジタルイラストを真面目に始めるかと思い立ちます。
ただ、何からどう手を着ければいいか分からない段階でしたから、機能を覚えることを意識して、とにかく何か描く。あと、難しすぎることに挑戦しない。絶対投げ出すから。
始めたばかりで凄い作品なんて作れる訳がないので、とにかくこの2つだけ意識して描いてました。
でも絵を描いていて、描くために色々と調べたりとか、レイアウトを考えたりとか、やっぱ自分の性に合ってるなぁと思います。絵そのものは置いておいて、それ以外は仕事でも結構役に立ったので、ホント無駄なことなんてないですね。
日中は仕事をしている以上、趣味に割ける時間は限られますから、仕事と趣味を完全に割り切らずに上手く掛け合わせながら付き合っていきたいですね。公私混同とか言われるのかもしれませんが...
それと、驚いたのがクリスタのアップデートですね。イラストソフトって今まで全然知識が無かったわけですが、こんな頻繁に機能追加があるとは思っていませんでした。新しい機能を使ってみるだけでも楽しいですから、これもモチベーションの維持に繋がったのかもしれません。ありがとうクリスタ。
そしてVRChatへ
とはいえ、絵を描くのって孤独との戦いです。こればかりずっと続けるのは正直ツラい。自己研鑽としては良いですが、サイファが終わったことに対する回答になっていないのです。
そんなときにふと思い出すVRChatの存在。昔はつよつよクリエイター以外お断り的雰囲気の前に怖じ気付いて踏ん切りがつきませんでしたが、今はそんな雰囲気でもないですね。某ストリーマーが突然HMDを買ったことで気が付けました。
あとはもうブログに書いているとおりです。楽しい。楽しいけれど、常に主体性が試される残酷さも孕んでいる。そのせいで、表面的な印象と向き不向きの乖離は大きいと思います。コミュニケーションが主となるのは間違いないけれど必要条件ではない、少なくとも今のところはそう感じます。
僕はどっちもダメな方の人間なので、そういう意味では全く向いていないんですが、アバター改変みたいなVRChat外の活動で絵やモデリングの経験が活きてやりがいを感じます。でもそれだけじゃダメなような気もするので、来年は身の振り方もちゃんと考える必要がありそうです。
あとは世の中がこちら側に近付いてきていることは間違いないので、最終的な形はどうあれ、早めに参入しておいた方が何かと良いだろうなという割と真面目な気持ちもあります。単純な趣味の1つとして扱うには勿体ないコンテンツのように思います。
おわりに
VR書道教室というイベントで今年の一文字というのを書いたんです。僕は「導」を書きました。社会人になって以来、改めて社会に放り出されたような感覚と、そうは言いつつも今までの経験や感性に導かれて今の自分があると強く感じたからです。
また私生活や仕事においても、他の誰かを導くような立場になってきたということを、否が応でも受け入れるしかないのだと思わされた一年でもあります。
でも自分が出来ることなんて高が知れてますから、人の力も借りなきゃいけないし、他人の事だけじゃなく自分の事だって大事に出来なきゃ示しがつかないと思うのです。なんだかそんなことをよく考えていました。これで良いのかまだまだ見えてきませんが…
来年は、創作活動や自分のやりたいことには素直に向き合うとして、人間関係はもっと器用になれるように頑張りたいですね。切実に。
ここまでご覧いただきありがとうございます。みなさま良いお年をお迎えください。
以上、また次回!