おさしみ備忘録

どうでもいいけど忘れたくないこと

音楽が好きってだけでVRのクラブへ行くとどうなる?

こんばんは、アカミです。

 

VRChatを始めて1ヶ月と少しくらい経ちました。だんだんVRChatのことも分かってきたので、最近は自発的に興味のあるイベントへ参加して遊んでいます。

休日はもちろんですが、平日でも沢山のイベントが開かれていて、時間帯や目的も多種多様で面白いですね。

 

何かないかと探していると、ちょうど良く当日に開催の音楽イベントがあるということで行ってきました。Club lJUSへ!

 

 

前回の記事でも少し触れましたが、今VRDJが流行っているらしく、音楽系のイベントの中でもクラブは特に多いような印象です。

なんだか凄そうな雰囲気ですが、大抵のイベントは気軽に参加できるのもVRChat文化の良いところですね。

 

 

始まるまでの束の間

 

VRChat上で開かれるイベントは、事前に主催者・関係者とfriendになっておいて定刻にjoinすることで会場入りするのが一般的です。

 

時間まで少し余裕があったので、現実のクラブでのお作法について確認...

調べれば調べるほど縁の無い世界だなぁと思いつつも、音楽が好きな人が集まってることに変わりはないはず。

良くも悪くもボタンを押すだけで参加できてしまうので、心の準備が整わなくてえらく緊張するんですが、少なくともリアルで行くよりは何倍も参加しやすいことは間違いないと信じてjoinします。

 

あっという間に会場のワールドへ到着するわけですが...重い!とにかく重い!!

めちゃくちゃカクつく...!このときクラブ系イベントでなぜ軽量アバターが推奨されるのか理解ッ...!!出演者の方々がFallback Avatarで表示される可能性があるのは承知で、泣く泣くSafetyの制限をかけて事なきを得ました。

後から分かったことですが、あっという間に会場の定員に達していたようで、もしこのタイミングで落ちたりしたら戻って来れなかったようです。しれっと参加できたけどかなりラッキーだったのかもしれない。ビギナーズラックだ。

 

VRだと隣に知らない誰かがいて、周りからは良く分からない会話が聞こえてくる…開演前の独特の空気感を味わうことができるのはVRならではかもしれません。なんだか普通にコンサートみたいだなぁとか思いつつ、開演の時を待ちます。てかクラブって開演とか待つものなのか?それすらよく分かりませんが、流れに身を任せるしかありません。

 

開演!

 

で、ホントはここからのことを詳しく書かないといけないと思うんですけど、凄すぎて凄いくらいしか言えないんだ、コレが。いや、多分見てた人なら分かると思うんですけど。実際周りで聴いてた人たちも事あるごとに「スゲェ!!」しか言ってなかったもん。スゲェbotだったもん。

 

 

終演後に何か呟かないとと思って出た呟きがこれ。諦めた。無理だ。

 

クラブってもっと酒飲みながら談笑してて良いものなんだと思うんですよ、調べた限り。でも全然喋んないのね。

これは皆が口下手だからとかではないだろうし、かといってじっくり音楽を聴きたいので黙ってますって感じでもなかった。実際話している人はいた。

 

圧倒される。音楽に、映像に、光に。言葉が出ない。そんな感じでした。全力で向かっていくしかないんだと、これを享受する以上、自分たちに出来ることは何かと問いかけられる。周りがどうとか関係なく、自然と体が動くわけです。純粋に音楽を楽しんだ。

 

演者はやりたいことを思い切りやって、会場は盛り上がって、音楽を体験に昇華させるあの感覚をここなら味わえるんだと感動しました。

 

最近は生配信もありますし(実際このClub lJUSもTwitchで配信してたみたい)、興味ない人たちからすれば幾らでも遣り様はあるように見えるのかもしれませんが、やっぱこういうのは会場の臨場感があってこそですね。

 

すごく漠然とした感想になっちゃいましたけど、これは体験してもらわないと伝わらない気がします。VRChat始めてからそんなんばっかりだ。リアルのクラブも実はこんなこと当たり前にしてんのかな?僕が知らないだけ?VRだって他もみんなこんななのか…?疑問は尽きませんが、少なくともクラブというものに俄然興味がわいてきたのは間違いないです。

 

そんなスペクタクルな音楽体験の振り返り配信が週末にあるらしい。僕も改めて何が起きていたのか、冷静に見直したいと思います。

www.twitch.tv

多分ここ。

 

終演

さすがに写真の一枚も撮らないのも癪だと思って、Safetyの制限を解除して何とか撮れた。この後画面がガタガタになって落ちた。

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何とかHome Worldへ戻ってきて、1時間くらい放心状態でした。

 

 

という訳で、音楽が好きってだけでVRのクラブへ行くとどうなるのか?

どうもならない。終わった後は何もない。無いけどそれでいい。この虚無感が、ひたすらに楽しい時間だったことを証明してくれている気がするから。

まさかVRのクラブで味わうとは思ってもみなかったね。

 

 

関わったすべての方にありがとう。

以上、また次回!