初音ミクはG空間社会を導く女神となるか
こんばんは、アカミです。
皆さんは「G空間EXPO」というイベントをご存じでしょうか？多分ほとんどの人は知らないと思います。
このイベントは、G空間社会と呼ばれる位置情報を高度に利活用できる社会を目指すため、技術の啓蒙や普及を目的として産官学が連携して開いているイベント…のはずです。たしか10年くらい前から毎年開催しているはずです。
大体はお台場の日本科学未来館とか、それっぽい場所で開催しています（最近は地方開催も増えました）が、今年は社会情勢もあってオンライン開催みたいです。
こんなお堅い感じのイベントですが、実は2年前くらいから初音ミクとコラボレーションしています。イベントの内容はさておき、今日はその異色コラボについての話です。
初音ミクってコンテンツとして物凄く大きくなりましたよね。ニコニコ動画でブームとなった日々が懐かしいです。結果、経済効果も大きくなったんでしょうね。何とでもコラボするコラボジャンキーとなったわけですが、まぁコラボ自体は良いかなと思うんです。
ただ、コラボするからには双方に利益がないと意味がないですよね。大抵はそんなことわざわざ気にすることではないんですが、G空間EXPOに限ってはどうでしょうか？
間違いなく双方にメリットがないですよね。多分、G空間EXPO側からすれば業界に興味を見ってくれる人を少しでも増やしたいんでしょうが、まず増えない。だって何かグッズがあるわけでもタイアップ曲があるわけでもないですから。あるのはHPトップのイラストだけ…それじゃあ初音ミクを好きな人が数ある関係コンテンツの中からここにたどり着くわけないだろうと思うわけです。
まぁ土木建築や測量の業界は例に漏れず高齢化が進んでいるので、とりあえずコラボして興味を引いてみたは良いが…みたいな状態なのは容易に想像できます。おじさんたちが初音ミクにたどり着いた時点で褒め称えるべきなのかもしれません。でもせっかくコラボするなら、Googleとコラボしたときみたいな感動を味わいたいんだよ。両方好きな身としては。
運営サイドは一つの組織とかではないのだから、方方から人材を見つけてくればいいのに。これじゃあ業界の中で興味のある人も寄り付かないのでは？
ボカロPおじさん、隠れてないで出てこい！
以上、また次回！
